埼玉県
NPO法人 さいたまユースサポートネット [第2回採択]
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
地域で孤立する子供・若者の居場所づくりを応援します
さいたま市を拠点とし、貧困・いじめ・障がい・不登校・外国ルーツなど様々な困難を抱えて孤立する子供・若者を対象に、地域の多様な支援ネットワークと協同しながら、居場所づくりや進路実現の応援をしています。現在はたまり場、さいたま市学習支援教室、さいたま市若者自立支援ルーム、地域若者サポートステーションさいたま、高校生自立支援事業、居場所「ゆるりん」、学び場「いっぽ」の7事業を展開しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 居場所事業「ゆるりん」をさいたま市内3か所で展開
- 居場所活動に参加できない世帯に向けたアウトリーチ支援
目的
貧困・不登校・引きこもりなどの理由により社会のセーフティネットから漏れて孤立する子供・若者に、家庭でも学校でもない「第三の居場所」をつくり、地域内の様々な支援団体等への橋渡しを行う。
対象者
さいたま市及び周辺地域に在住する、中高生を中心とした子供・若者及びその保護者。
活動内容
・アウトリーチ支援:家庭訪問、電話相談、学校や地域の支援機関との連携。
・居場所支援:さいたま市内3か所で、調理プログラムや交流、学習支援等を実施。(月1回)
成果報告
- 地域の中で孤立する生活困窮世帯の中高生などに対するアウトリーチの実施(電話相談439回、訪問189回)。
- 地域の中で孤立する生活困窮世帯の中高生などに対する小規模プログラムの実施:少人数による居場所支援活動を週1回程度実施(41回、60名)。
- 貧困問題・外国人問題等の理解の啓発:シンポジウムの開催や大学での授業(シンポジウム1回・42名、大学授業2回・120名)。
若者を中心に世代を超えてかかわり合う「たまり場」の活動風景