千葉県
取組事例の主な分野:児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援
アートや音楽をレクリエーションとしてではなく、里親家庭や特別養子縁組家庭を中心とした社会的養護におけるこどもたちの「心身の成長・思考の体験」を助ける位置づけとしてプログラムを実施する。言葉だけに頼らない作品作りを通じ、アートや音楽を介してスタッフや地域ボランティアとコミュニケーションを取ることで、周りに「受け入れられる体験」を積み重ねて自己肯定感を育む。また、知り合うことが難しい同じ境遇の仲間作りの場としての機能を果たす。
<こどもの未来応援基金の支援による活動紹介>
社会的養護のこどもたちに、アートや音楽のワークショップを開催し、非言語的なコミュニケーションや体験を重ねて自己肯定感を育む。
「音楽とアートのワークショップ」の実施
「アーティストと紡ぐワークショップとこども交流会」の実施
・小さな成功体験を重ねることで自己肯定感を育む
・非言語的な表現で他者とコミュニケーションをはかる
・同じバックグラウンドをもったこども同士が知り合うきっかけの場
・養育者同士も知り合うきっかけの場
・地域ボランティアを通じて可視化されにくいこどもの存在を知り、特別な存在ではなくひとつの家族の在り方を認知・受容される場つくり
「アーティストと紡ぐワークショップとこども交流」でスタッフが見守りながらチョークアートを制作している風景。