各地の支援団体

東京都

NPO法人TEAM [第5回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

高校生の放課後支援、及び高校卒業後の進路実現援助

私たちの団体では、高校生の放課後支援を行っています。放課後の時間、家も高校も苦手な子供たちは行くところがあまりありません。そこで放課後、子供たち自身が居場所と感じられるような物理的な空間の提供を行っています。また、卒業後の進路を見据え、高校生自身が主体的に考え、積極的に動いていく上で、材料となるようなボランティア活動の紹介・運営も行っています。他にも、夜ご飯を一緒に食べたり、勉強を教えたりもしています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • ・放課後の居場所づくりを基盤に、対象者の高校卒業後の主体的な進路実現を目的とし、事業を実施する。
    ・対象は家・学校を苦手とし、自身の居場所を見いだせない高校生。他にも卒業後の将来や進路選択に困難を抱えている子も対象とする。
    ・放課後に対象者が来たいと思うような居場所づくり
     部活動などを行っていない生徒にとって、放課後の時間は長くその時間をどのように活用するかによって3年次の進路選択にも大きく関わると考えるため、放課後の時間を有効活用できるようにする。
    ・ボランティア運営
     活動内容:高校生自身によるボランティア運営(exデジボラ・シンママ支援等)
     高校生という立場は誰かに何かを教えてもらったり、習ったりということが多い。また、学校での評価の比重が大きく自分自身を正確に評価できていない子や過小評価してしまっている子がいる。そのため、高校生自身が主催者となりボランティア活動を行い、自身の自己有用感を高める・獲得することを目的とする。

放課後支援で関わっている高校生が自分たちで企画し実施したデジタルボランティアの様子