千葉県
NPO法人 ダイバーシティ工房 [第1回採択]
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
困難を抱える子供が、多様な価値観に出会い、安心して学べるように
困窮家庭の子供や、不登校、発達障害の子供たちが抱える、さまざまな困難。「子ども食堂」「学習支援」を定期的に実施し、解決を目指します。困窮家庭が教員経由で事業の情報を得られるよう、千葉県市川市周辺の小中学校と連携を強めます。
困窮家庭の子供たちが「安心して学び、相談できる場所が身近にある」ことを認識し、「必要な支援へつながれる状態」へ。支援が途切れない体制を構築していきます。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 子ども食堂:日々の困りごとや子育てに対する不安を抱える困窮家庭の親子が、地域の人や資源とつながれる場所、安心して話せる場所を目指す。子供は無料、大人は300円で夕食を提供(3拠点、月4回)。
- 学習支援:小学4年生~中学生を対象に、小学生は学校の予習・復習(1対1~少人数指導)、中学生は定期テスト対策や進路情報の提供、自立学習のグループ指導。
- 映画上映会やシンポジウムを開催し、スタッフを募集。スタッフには困窮児童や発達障害に関する知識と、指導方法を身につける研修を実施。
成果報告
- 子供食堂での夕食または昼食の提供(20回・153名)
- 子供食堂での学習支援(20回・153名)
- 映画上映会及びボランティア募集説明会(3回・281名)
勉強が終わると、みんなでごはんを食べてコミュニケーションを深めます。学習・進路に関することや、日々の生活のことなど、さまざまな情報交換や相談が行われます。