取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
食品で地域をつなぎ、貧困問題の解決とフードロスの削減に貢献
消費期限内で安全に食べられるのに消費されず破棄されてしまう食品がたくさんある一方、ひとり親家庭や福祉団体等、食糧支援を必要とする方が多数います。私たちは、家庭や企業で眠っている食品を集め、本当に必要としている市内の方へ無償で届けています。より多くの生活困窮者に支援が届くように、調布市社会福祉協議会や調布市役所と連携しています。食品を集めるために、常設ボックスを設置し、フードドライブを行っています。
子供の未来応援基金の支援による活動紹介
- ・学校の長期休み期間中に、給食がないために食事に困る子供をなくす事を目的に、子供がいる貧困家庭への食糧支援事業を実施する。特に今年は、緊急事態宣言による休校や、経済的に厳しさを増した家庭もあり、支援の必要性が高まっている。
- ・支援対象者は、調布市役所学務課及び子供家庭課と連携して応募した家庭の中から、就学援助または児童扶養手当受給家庭など困窮家庭を選出する。今年度はなるべく多くの家庭への早急な提供を目標とする。
- ・提供する食品については、広く一般市民から受け入れる。食品提供の申出がある企業や団体とも連携をとり、積極的に食品を受け入れる。必要な量の食品が集まらない場合は購入する予定である。
- ・集めた食品は、ボランティアの助けを借りて箱に詰め、宅配便で対象家庭へ送る、あるいは取りに来てもらう。
新型コロナウイルスのため休校になり、食事に困る家庭へフードパントリーを開催し食品を提供しました。親子で楽しそうに食品を選んでいる姿が印象的でした。