各地の支援団体

東京都

特定非営利活動法人 日本教育再興連盟 [第8回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

「教育で未来をつくる」をビジョンに掲げ、学生と社会人が共に教育課題に挑む

団体設立から19年、社会人と学生が協働して教育課題の解決と価値の創造に挑み続け、2024年4月現在、以下の6つの領域で活動を展開しています。
1.「学校ソリューション領域」:小中高への大学生の派遣
2.「メディアコンテンツ領域」:教員向けWEBサイト運営
3.「防災・復興領域」:被災地支援と防災教育
4.「イベント・コミュニティ領域:」教育がテーマのイベント企画
5.「ピアサポート領域」:オンラインでのこどもの居場所運営
6.「教育シンクネット領域」:調査研究活動、政策提言の実施

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

ギフテッド特性があるこどもは、学校に適応しづらい傾向にありますが、明確な診断名でないことから公的支援を受けづらいという現状があります。加えて、貧困家庭の場合は、こどもの好奇心を満たせる民間の習い事等の利用ができず、より一層孤立・孤独状態に陥りやすい状況になっています。そこで、この孤立・孤独感の解消を目的に、保護者が就学援助の対象となる「要保護者・準保護者」に該当するギフテッド傾向のあるこどもとその保護者に、以下のサービスを必要に応じて交通費やIT機器の支給等も行いながら無償で提供します。

1.こども向け
・月に1回開催する対面イベントを通じたリアルな居場所の提供
・メタバース空間等を活用した居場所への参加
・大学生メンターとの月2~4回のオンラインでの対話の機会

2.保護者向け
・オンライン上のチャットコミュニティへの参加
・定期的に開催される勉強会や親の会への参加

平日毎日開放しているメタバース上の居場所。アバターを動かし、大学生スタッフや似た特性を持つ同世代のこどもと交流できる。