東京都
NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ [第5回採択]
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
こども食堂の普及を通じて、誰も取り残さない社会の実現を目指している。
こども食堂を通して、誰も取りこぼさない社会を目指して3つの事業を行っております。 地域ネットワーク支援事業として、都道府県単位の地域ネットワークの立ち上げ支援、基盤強化に貢献しています。 企業・団体協働事業として、企業からの相談を受け、こども食堂への各種支援をマッチングしています。 調査研究事業として、2020年12月にこども食堂の全国箇所数調査を公表し、全国に4960箇所に達している実態を明らかにしています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 弊会は、全国の「こども食堂地域ネットワーク団体」とパートナーシップを結び、立ち上げ支援や関係調整、基盤強化を行っている。
現在、地域ネットワークは都道府県単位で39まで発足しており、地域におけるこども食堂の普及啓発および行政・企業との窓口・協働に欠かせない存在となりつつある。
本事業は、そうした地域ネットワーク団体と共に、地域とこども食堂が連携した防災研修・訓練を行なうことで、地域の多世代交流拠点としての「こども食堂」にさらなる役割付けを行ない、「こども食堂」が重要な拠点となる事で、より多くの人が交流し、共助できる地域社会を作り、ひいては誰もがアクセスしやすい居場所を作る事業である。
「こども食堂防災マニュアル」を活用し、こども食堂運営者と周辺地域の住民、行政関係者に向けた防災研修会を実施する。
対象地域は4地域とし、東北、関東、関西、九州を想定する。
宮崎で行われた防災研修会の様子。むすびえと宮崎県ネットワークが共催し、こども食堂の運営者に加え、行政関係者、地域住民が参加した。