各地の支援団体

東京都

特定非営利活動法人パルシック [第8回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

困難にある人々の生活再建を、国や制度の壁を越え、市民として支え合う

東ティモール、スリランカ、パレスチナ、シリア、ミャンマー等で戦乱・災害の後に人々が尊厳ある暮らしを取り戻すのを支援し、さらにフェアトレードを通じて国境を越える対等な市民同士の関係づくりを目指している。国内では災害復興支援の他、都内に開いたカフェ「みんかふぇ」を拠点に、地域のこども、高齢者、貧困世帯を含め多様な人々が自然に出会い、互いに見守り、手をさしのべる関係形成のための居場所づくりを運営しています。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

1.こどもの体験活動
経済的貧困ゆえに奪われがちな諸活動体験(野外見学、季節のイベント、語学教室、等)の機会を提供し、こどもたちの「体験の格差」を是正します。地域のボランティアが中心となり企画しております。

2.こども食堂(みんかふぇ子ども食堂)
経済的に苦しい、親が食事の支度の時間がとれない、食事時間までに親が帰宅できない等の世帯に特に注目し、こども料金無料の食事提供。地域の調理ボランティアが準備します。

3.こどもの居場所(カフェ)
週に4回開き、家に帰っても一人で過ごさなければならないこどもたちが、遊びや宿題の自習、もしくは学習支援ボランティアに勉強を見てもらい、学習意欲を醸成するとともに、安心して過ごせる場所を提供しています。

4.フードパントリー(食料配布)
経済的に困窮している世帯を中心に、寄付食材を提供(ただし所得制限は設けない)。これも会話と交流の場となります。

こども食堂やフードパントリーを利用する母と子が、食材提供者である千葉県の農事組合を訪ね、農村風景と野菜収穫を体験