取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
子供若者が孤立しない社会の実現
学校や社会に馴染めない15~25歳くらいの若者が孤立せず、自立に向かえるよう、「社会サンカク」を応援しています。
主な活動としては、若者が素を出すことができ、安心できる人と出会える若者の居場所「サンカクハウス」の運営と、若者が楽しく多様な大人と交流できる企業と連携した「ブカツ」や、多様な社会体験を重ねるための「バイト」の機会の提供などの「社会サンカク」を応援する機会を作り出し、若者の自立をサポートしています。
子供の未来応援基金の支援による活動紹介
- 公的支援も地域の支援も不足している15~25歳くらいの孤立しやすい傾向にある子供若者に対して、居場所の提供を行いつつ、学習、進路、就職といった若者の自立に必要な支援を提供できるワンストップの支援拠点を開設する。
- ・食事、漫画やゲームの提供、パソコンの貸出し
目的:孤食防止や、好きなことができる楽しそうで来たくなる家のリビングのような居心地のよい空間をつくること。
- ・居場所内でアルバイト(職業体験)や就職進路の相談会を実施
目的:働く自信やイメージを持ち、自立への意欲を高めていくこと。
- ・連携企業の社員と交流
目的:スポーツやイベントを通して身近な存在の大人を増やし、リアルな社会体験を経験すること。
- ・効果測定の実施
目的:進路決定や就職の数や割合で活動の成果を測るのではなく、どれだけ自分で物事を決められるようになったか、どれだけ人に頼れるようになったかなど、サンカクシャで開発している自立の指標を用いて若者の変化を測ること。
多い時は20人ほどでテーブルを囲んで食事をすることもあるリビングルーム。みんなで料理を作ったり、配膳をしたり大家族のような食卓風景。