各地の支援団体

東京都

せたがやこどもフードパントリー実行委員会  [第7回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

困ったときはお互いさま。食を通じて地域の力でこどもをサポート

新型コロナウイルス感染拡大の影響による生活困窮の深刻化をふまえ、市民の力でこどもの育ちを支えようと、2020年4月より活動を開始した。生活困窮世帯のこどもたちに定期的に継続して食材を提供している。また、保護者へのきめ細かなメール対応や活動時の安心した空間づくり等により、こどもや保護者との関係性を構築。官民の支援・サービスの情報提供や個別の相談対応を通じた伴走支援を行い、こどもや家庭を必要な支援へとつなげている。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

食を通じたアウトリーチ支援

対象:主に東京都世田谷区内に在住するひとり親家庭、多子世帯、生活保護・就学援助受給世帯、家計急変世帯等の生活困窮状況にあるこども(未就学から高校生世代)・保護者

1、食材の提供
米や野菜等の食材や日持ちする食品を月1回、区内4ヶ所で提供。子育て支援関係者、主任児童委員、地域住民など約40名がボランティアスタッフとして参加。
2、支援・サービスの情報提供
月2~3回、給付金や奨学金、学習支援、体験活動、こども食堂などの官民の支援サービスの情報をメールやチラシ等で提供し、必要に応じて個別相談に応じる。

食材配布前の仕分けの様子。お米やレトルト食品、お菓子などに加え、野菜やフルーツもこどもたちから人気です。