東京都
一般社団法人 東京子ども子育て応援団 [第3回採択]
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
“子育て家庭を支え、置かれた環境にかかわらず、どの子にも生きる力を学ぶ機会を”
おかげさまで、毎回100人超の大型子供食堂でお客さんたちとの間に築かれた信頼関係に基づき、自然と伝わる個別具体的な子育て家庭の多様な支援ニーズに応える独自の事業モデルを確立する事が出来てきました。 昨年2月に法人化し、同6月に常設拠点を得て、週6日継続的により一層地域に根付いた活動を実現しています。今後は公益社団法人化し、同様な活動の他地域展開を計画しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 1. 子供食堂事業で手作りの夕食に加えて、子供たちには遊びの場、保護者には憩いの時と繋がり合いの機会を提供(月2回)
2.孤食の子供たちに学習環境と夕食を提供(平日週5回)
3.学校授業だけでは学力の基礎作りと進学に向けた準備が出来ず、塾に行けない子供たちに経験者が学習指導(毎週土曜日)
4.生活困窮子育て家庭への、食糧・食材・生活必需品等の宅配または拠点での引渡し(週1回)
5.調理が難しい子育て家庭向けに、簡易レシピの紹介と料理教室を開催(月1回)
6.特に難しい環境にある母子家庭向けに不定期な夕食会も実施
7.以上の他にも個別カウンセリング等で学んだ子育て家庭応援の実施
成果報告
- ・桜台こども食堂の開催:地域で孤立しがちな子育て家庭と子供たちを対象に温かい手作り料理・楽しい遊び・憩いのひと時の提供と育児相談を実施(24回、2,740名)
・食事付き勉強会の開催:ネグレクト環境の高校生、末期癌ひとり親の兄弟、働くひとり親家庭の孤食の子供等を対象(235回、1,241名)
・サバイバル料理教室の開催:発達障害等で調理が難しい親、子供を対象(17回、117名)
・食品食材の宅配:ひとり親家庭や、低所得の共働き家庭等、公的支援網から漏れてしまう子育て家庭を対象(61回、2,977軒)
・子育てカウンセリングと緊急時の各種育児支援の実施:子供の発達障碍懸念、出産、DV被害等で特別な支援が緊急に必要な子育て家庭を対象(利用登録者6名、81回)
毎週の宅配出荷前の様子と、お届け先の扉に貼られた皆様への感謝の絵です。