取組事例の主な分野:児童またはその保護者の就労の支援
出あい・ふれあい・支えあい・学びあい 親子の絆 家族の絆 地域の絆創り
一時保育事業、親支援プログラム事業、つどいのひろば事業3本の柱とし活動しています。一時保育事業の一環として日・祝日を含めた24時間緊急保育まで拡げ、保育園の一時保育やファミリーサポート事業だけでは解決できない制度の狭間を埋める事業に取り組んでいます。親支援プログラムではファシリテーターが親同士を丁寧に結び付け、様々な自助グループ・自主子育てサークルの発足を目指しています。かつての利用者が支援者側へと回る循環型の子育て支援を確立しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 1.日・祝祭日の一時保育事業
在宅で虐待のリスクを抱えた親子家庭を対象に「親の抱える悩みとストレスの軽減及び就労支援そして子供の発達促進」のため、一時保育を行い、安心して就労できる環境を作る。保育園開園時間以外に就労せざるを得ない家庭を対象にお子さんを預かることで、親の就労を支援する。
2.親子でお泊り(親子レスパイト)事業
親の体調不良の時等、親自身も安静にする必要があり、親子で一緒にレスパイトを目的に泊まれるシステム。これにより、母子分離せず、安定した親子関係を築くことにつなげる。
3.定期的に「親子食堂」を開催する事業
シングル家庭の子供たちに野外活動や体験学習を通して、大家族を疑似体験させ、他者への思いやり等情緒の育成を図ると共に利用者間のつながりを深める。
成果報告
- ・保育園の一時保育では受けきれない時間帯に対応可能な日・祝祭日の一時保育の実施(56日、240名)
・ひとり親家庭の親子、育児困難家庭の親子を対象とした親子レスパイト(親子でお泊り)の開催(6回、12組)
・ひとり親家庭の親子や一人暮らしの大学生を対象とした親子食堂の実施(40回、518名)
・不登校の子供たちの居場所づくり(月・金の13時~18時、381名参加)
・事業報告書の製作(行政関係者、各事業の利用者、実践者など延べ100名に頒布)
新米ママと赤ちゃんの会を主軸に、ベビー専用つどいの広場など様々な赤ちゃん講座が盛りだくさん。ベビーマッサージやスキンシップで親子の絆を、また、同級生交流により地域の絆を深めます。
親同士の顔の見える関係作りは我が子の思春期に花開きます。自助グループの育成により循環型子育て支援が実現しています。