東京都
認定NPO法人 チャイルドライン支援センター [第1回採択]
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
「子供の声に耳を傾ける大人」を増やし、子供が「生きやすい社会」を実現したい
「パパもママもいなくて今夜もひとり。」「お母さんが病気でずっと寝てる。朝ごはんは食べないで学校に行く。」チャイルドラインには毎日、周囲には相談しづらい悩みや、話し相手を求めた多くの子供の声が寄せられます。
これまでチャイルドラインの情報が届いていなかった地域を含め、全国47都道府県に活動を広げ、子供の声を集積・分析し、貧困状況におかれる子供が一人でも少なくなることを目指します。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 番号通知カードの配布:チャイルドラインが届いていない空白地域と呼ばれる7県(山形・茨城・兵庫・香川・佐賀・熊本・沖縄)の小中高生約165万人にチャイルドラインの番号通知用の広報カードを届ける。
- 子供の貧困に関するデータ分析と提言について検討するプロジェクト会議:チャイルドラインの電話・オンラインで寄せられる子供の声から貧困に関するデータの効果的な収集を検討し、データ集積。特に子供の精神的貧困(心の貧困)改善に向けて可能な支援などを検討、社会に提言する。
成果報告
- チャイルドラインの設置されていない県へカードの配布:全国に設置されている子供の電話相談受付を行うチャイルドラインの周知カードを、各県の教育委員会を通し小中学生へ配布(1,650,000名)。
- 相談内容の集積及びデータ分析
ボランティアの御協力をいただき、広報カード・活動紹介リーフレットなどの発送準備をしています。