東京都
NPO法人 チャイルドライン支援センター [第2回採択]
取組事例の主な分野:その他の支援
「子どもの権利条約」の理念に基づき、子供の生きやすい社会を
電話やオンラインチャットで子供の「声」を聴き、気持ちを受けとめ、寄り添うチャイルドライン事業(年間約20万件、ボランティア約1900人)や子供が豊かで幸せに生きることのできる社会を目指し、子供の「声」から気づいたことを社会に発信するアドヴォカシー事業を実施しています。また、子供の声を分析し、子供の状況の周知活動、子供の権利を擁護するための法制に向けた政策提言などを実施します。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- チャイルドラインの相談分析(6万件)
年間20万件受けている電話相談のうち貧困が背景にあると思われる相談を分析。
- 全国の小・中・高校生を対象とした社会調査(6,000人)
- 電話の分析と社会調査を合わせ、提言内容をまとめる
子供たちの健全な発達に必要な支援について検討し、「子どもの最善の利益」を念頭においた提言をすることで「子供たちが安全で幸せに育つ権利」を保証し、貧困のない社会づくりを目指す。
- 報告書印刷2000部(配布先:国会議員、全国教育委員会、児童相談所、チャイルドライン支援企業など)
成果報告
- 「貧困」が背景にあると思われるチャイルドラインの電話・チャットについて分析:会話成立の104,104件中、貧困が背景の761件を分析。
- 子供の実態調査の実施:経済的、精神的(社会的・関係性)貧困のストレスが子供に与える影響について調査・集計分析・報告書作成・報告書配布:調査票回収4,554件、報告書2,000部作成。
チャイルドラインを知らせるカードを学校ごとに発送するための準備。
毎年企業にご協働いただいています。