取組事例の主な分野:学びの支援
子供の貧困をなくしたい!負の連鎖を断ち切る、中長期的な学習支援
「父がリストラされ、お金がかかるので部活も辞めました。弟たちの面倒を見るので、家では落ち着いて勉強できません。高校に行けるか不安です。」中学生の声です。生活困窮世帯、ひとり親家庭、児童養護施設の子供など、さまざまな状況から高校や大学への進学を諦める子供がたくさんいます。
親の収入格差が教育格差につながってはならない。すべての子供が夢と希望を持てるように、生活困窮世帯の子供への無料の学習支援を行っています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- コンピュータサイエンス教室「IT Drive」:生活困窮世帯の小中高生を対象に、高度情報化社会を生き抜くITリテラシーや、コンピュータサイエンスの知識を、ボランティア講師がマンツーマンで指導。興味・関心を広げ、能動的に学ぶ意欲を育てる(東京都中央区・新宿区、月1回)。
- 高校受験準備講座「タダゼミJr.」:既存の高校受験対策講座(タダゼミ※中学3年生対象、高校進学率100%)で既習範囲が未定着の子供が多かったことから、生活困窮世帯の中学1、2年生を対象に、基礎学力を高める指導を行う(宮城県仙台市、各学年週1回)。
成果報告
- コンピューターサイエンス教室:ITリテラシーやコンピューターサイエンスに係る講座を開催し、マンツーマン形式で支援を実施(17回・176名)。
- 高校受験準備講座:英語・数学・国語の主要3教科を中心とした高校受験に向けた講座を開催(96回・399名)。
ボランティア講師にマンツーマンで教わるコンピュータサイエンス教室「IT Drive」。子供たちの興味・関心を広げて、能動的に学ぶ意欲を育てています。