取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
「一緒に楽しいごはん」で孤立を防ぐ。心の拠り所を目指して
経済的貧困に限定せず、難しい状況で頑張っている方々を、分け隔てなく応援しています。最近特に必要としてくださる方が増え、「火曜夕食会」は参加者がコンスタントに100人を超え、120人の日もあります。
安心できる環境を提供し、同様な状況にある保護者同士の励まし合いと情報交換の場として、子供たちにとっては、いつもの友達・身近な大人たちとの日常とは違う遊び場として、楽しみにしてもらっています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 桜台こども食堂
練馬区と要対協メンバーの協力を得て、要支援家庭に限らず、セーフティネットから漏れた困窮家庭、困窮していなくても重荷を抱える家庭の他、地域で応援が必要な家庭・子供たちが対象。火曜夕食会で培われた信頼関係に基づき、その他具体的支援活動を展開しています。
– 火曜夕食会:食事・遊び・憩いの場を提供、子育て相談も開始(月2回)。
– 土曜昼食勉強会:教員が中心となり、個人指導で学習支援、都立高受験もサポート(毎週)。
– 金曜食材宅配:困窮家庭へ寄贈食材を優先的に宅配(毎週)。
– 春夏冬休み昼食会:地域の小学校と協力し、給食代替の昼食を提供 (学校休業期間中週1、2回)。
– 他食堂支援:食材集配と開店・運営支援(適宜)、地域農園で野菜作りにも着手。
成果報告
- 子供食堂:要保護児童対策地域協議会からの情報提供を受け、要支援家庭を中心に夕食を提供するとともに、居場所を提供(26回・2,351名)。
- 春夏冬休み及び土曜昼食勉強会:要保護児童対策地域協議会及び近隣小学校と連携し、昼食の提供及び学習支援を実施(63回・666名)。
- 子供食堂の立ち上げ・運営支援
- 生活困窮世帯への食料宅配(57回・期末配達先10世帯)
120人が食べて遊べるこども食堂。手作りの温かいご飯には、来てくれる子供たちへの感謝がつまっています。