東京都
NPO法人 稲門寺子屋西東京 [第1回採択]
取組事例の主な分野：学びの支援
「学ぶ楽しさ」を知ろう！基礎から自信をつけ、進学を目指せるように
経済的理由などで学習の機会に恵まれなかった子供を対象に、無料の学習塾を開講。一般家庭における収入格差の広がりにより、塾などを利用できず、わからない部分が未解決のままに。その積み重ねが勉強嫌いにつながり、非行に走ってしまう子供もいます。学習塾では、学ぶことの楽しさを共に味わいます。
参加する子供たちの顔が徐々に和み、塾に来ることを楽しみにしてくれ、「自宅学習の習慣ができた！」という声を聞くと、活動が実っていると感じます。他地区とも連携し、子供たちの成長をサポートします。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 無料学習塾の開講：経済的理由などにより学習機会に恵まれない小学５年生～中学３年生を対象に、西東京市内の公共施設で、通常授業（週４日）と夏休みのオープン教室などを開講。一人につき週１～２日の受講。まずは宿題の完成から達成感を味わい、基礎学力の向上を図り、公立高校全員合格を目指す（現在まで全員合格達成中）。指導員は全員ボランティア。必要に応じて生活支援の相談に応じる。
成果報告
- 無料学習塾（164回・41名）
- 夏期自立学習教室（124名）
- 指導者勉強会：子供の学習意欲の考え方と指導法の基礎をテーマとした研修、指導者の抱える悩みや課題を共有する（２回・15名）。
- 指導者交流会（１回・19名）
- 指導者会議：担当生徒の学習状況や課題、指導方法に関する情報共有（２回・30名）。
１年間同じ先生と生徒が向き合って学ぶ少人数教室。入会して数カ月すると、子供たちの顔つきが少しずつ変わってきます。それなりに自信がついてきた証拠です。継続は力なり！さあ、みんなでいっしょにがんばろう。
