各地の支援団体

神奈川県

一般社団法人ディーセントワールド  [第7回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

みんなですすめよう、SDGsのとりくみを!

神奈川県相模原市と東京都町田市で、2か所の障害福祉サービス事業所を運営している。
法人の地域貢献活動、SDGsの推進活動として、令和3年11月から、毎週土曜日(午後5時~8時)に、障害福祉サービス事業所のカフェスペースを会場に「こども食堂スワン」のとりくみを開始した。
令和5年3月までに通算71回開催し、延べ3,098名が来場し、食事を楽しんだ。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

「こども食堂スワン」の開催(神奈川県相模原市)
コロナ禍によって、社会活動が停滞し、経済格差が広がる中、貧困や孤立など、人々の暮らしに様々な問題が生じている。中でも、貧困の連鎖による教育格差や孤食の問題など、こどもたちを取り巻く環境は、大人以上により深刻な状況にある。
本事業は、こうした様々な困難を抱えるこどもたちの居場所づくりと地域のつながりや交流を深めるコミュニティづくりを目的とする。
事業を永く継続・発展させていくことで、貧困や格差のない地域共生社会の実現に向けての一助を担っていきたいと考える。

(対象者)
経済的な困難がある世帯のこどもたち、ひとり親家庭のこどもたち、障害のある人、こども食堂のとりくみに関心がある人たちなど。

(実施方法)
週1回土曜日の午後5時~8時まで、「スワンさがまち店」のカフェスペースを開放し、会食形式で、こども食堂を実施する。
年間約50回開催、1回当たり40名、年間2,000名の利用を想定している。

「こども食堂スワン」で、夕食の団欒を楽しむ家族