神奈川県
任意団体 六浦東・まち交流ステーション委員会 [第1回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
貧困家庭の親子が自然な形で利用できる、「みんなで子供を育てる場所」
「こういう場所ができて本当に助かります」と、若い子育て世代から声をかけられるようになった「もりのお茶の間」は、2016年秋にオープンしました。乳幼児・養育者から高齢者まで、誰もが憩うことができ、活動できる場です。
子供たちもボランティア活動に参加し、代価として受け取る「拠点マネー」は、子ども食堂や寺子屋風塾で利用できます。 地元小学校2年生以上の全児童が、授業として見学を終了しています。子供たちからは、拠点内での子供ボランティア活動の応募や、やってみたい事など、たくさんの夢の詰まった手紙が届いています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 子ども食堂:栄養バランスのよいメニューを提供。1食100円(月1回)。他にウイークデーのサロンでのランチは子供1食300円(中学生以上は500円の大人料金)。
- 寺子屋風塾:地域の小中学生が対象。大学生ボランティアや地域内の教師経験者の方々の協力で、基礎学力向上を目指した寄り添い型の指導(随時対応)。
- 子供向け生涯学習カルチャースクール:人材マップに登録している専門的な知識(英語、パソコン、茶道など)を持つ方が地域の子供に指導(学校の長期休みに開催)。
- 子供対象イベント:おやつ作りなどの講習会、お楽しみイベントを企画。子供ボランティアもスタッフとして活動。
成果報告
- 拠点における学習支援(19回・228名)
- 拠点における食事会(10回・482名)
- 地域住民による子供向文化学習「子どもカルチュアスクール」:書道や茶道、英語と言った専門性を持つ住民が講師となり、授業を実施(15回・169名)。
2月に開催したお茶の間食事会(子ども食堂)。多世代交流食事会ならではの風景も見られます。