神奈川県
任意団体 ゆがわらっことつくる多世代の居場所 [第2回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
子供から高齢者まで誰もが安心して過ごせる居場所をつくる
子供から高齢者まで地域の多様な人が集い、あたたかい「斜めの関係」を育み、世代を超えた様々な活動が生まれる「多世代の居場所」プロジェクトを実施しています。居場所としての機能だけでなく、子供から高齢者までが一緒に学び未来を創る「多世代共創塾」や地域の方々がチャレンジできる「やってME-BYOラボ」を運営しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 生活困窮世帯の子供たちを含む、地域の子供たちの学習支援事業:学校生活での成績向上を目指す学習だけではなく、子供から高齢者まで幅広い世代が集まる居場所だからこそ得られる「学び」の時間をデザインし、子供たちの未来へつながる学びを提供していく。高齢化率が神奈川県の中で最も高い湯河原町で、リタイアした高齢者の方々が学習支援サポートにかかわることが高齢者の生き甲斐創出につながり、子供たちにとっては、学習支援を通じて学習意欲の向上、成績の向上、そして、多世代でのつながりを通じたレジリエンスの向上が得られるような、多世代の居場所での学習支援モデルを確立することを目指す。対象者は、小学校1年生〜高校3年生を中心とするが、子供から高齢者まで、幅広い年齢層がともに学ぶ場づくりも実施する。(週3日程度)
成果報告
- 生活困窮世帯の子供たちの学習支援事業:家庭の経済状況に関わらず、全ての子供たちに豊かな経験と学びの機会を提供(133回・2,359名)。
- 生活困窮世帯の子供たちの学習支援効果測定調査:「ゆがわらっこ大学」に参加した小中学生にアンケート調査(34回・174名)。
子供たちと一緒にリノベーションした居場所のオープニングセレモニーにて。