取組事例の主な分野:児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援
教育は愛です。科学です。そして明日への夢です。
不登校・ニート・ひきこもり・生活困窮者・生活保護者・児童養護関連等、様々な困難を抱えた人たちを支援し、共に歩みながら社会参加を目指します。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 「児童養護施設内における出張カフェ相談事業」
目的:児童養護施設等に入所している子供たちなどが、自分自身で納得のいく進路選択をし、正しい社会規範や地域の社会資源を知る事により、自力で困りごとを解決していく力を身に付ける。
内容:児童養護施設に出向き、カフェ形式でお菓子を食べながら、
・進路選択について
・退所後について
・金銭面について
・支援制度について
・個人的な心の悩み 等について話す。
個別にカウンセリングを希望する児童においては、別室で対応する。 回数を重ねる事で児童と信頼関係を築き、退所後困った時に頼れる大人や団体があることを知ってもらう。
成果報告
- ・施設退所後のトラブルや問題に対処するため、出張カフェでグループワークを実施:施設で生活している中学1年生から高校3年生を対象(6回、76名)
・個別カウンセリングを実施:施設で生活している生徒の希望者を対象に、人間関係や進路相談等に関して個別にカウンセリングを行うもの(4回、11名)
・施設で生活している学生を対象にYG性格検査・GATB(職業適性検査)の実施:YG性格検査(1回、6名)、GATB(職業適性検査)(1回、8名)
・出張カフェのカウンセラーと県内の高等学校教諭との連携:子供たちの通う高校の教諭を対象(2校、5名)
上)それぞれが応援している野球チームやバスケットボールチームについて話しました。
下)児童の手作りクッキー