各地の支援団体

長野県

NPO法人 フードバンク信州  [第3回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

食資源の循環による地域協働と共助のネットワーク創出

企業や市民から寄贈された食料を、生活困窮者や子供などの支援を必要としている方に効果的に提供できる仕組みづくりを目指しています。そのため、県内の各地域において多様な機関や団体が協働して食料を循環させる地域拠点づくりを進め、それぞれの地域に密着し、持続可能なフードバンク活動を広めるための活動に取り組んでいます。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 給食がない夏休みや冬休みなどの長期休み中に、行政や学校、地域と連携して、小学生がいる食料支援を希望する家庭に個別に食料提供を行う「子ども応援キャンペーン」を実施する。
  • キャンペーンと併せて、県内各地域との協働によるフードドライブを開催し、集まった食料を子供の居場所などで食事を提供する活動を行っている団体に対して食材提供を行う。
  • 「子供の貧困と地域のネットワーク」をテーマに啓発セミナーを開催し、子供と食についての地域の関心を高め、各地域で活動に主体的にかかわる人材を養成する。
成果報告
  • ・小学生のいる世帯を対象に食料支援を行う「こども応援キャンペーン」の実施(3回、699世帯に対し約5.1tの食料を提供)
    ・県内の子どもの居場所(子どもカフェ、こども食堂)へ食材提供の実施(135軒に対し約1.5tの食料を提供)

「夏休み子ども応援キャンペーン」に向けた長野県庁でのフードドライブの様子。(2018年)