各地の支援団体

静岡県

NPO法人 サステナブルネット [第1回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

共に食卓を囲む時間から生まれる「信頼関係」と、「相談できる環境」

「ひとり親家庭の当事者による、ひとり親家庭支援」を行っています。週に1回の子ども食堂を始めて半年が過ぎた頃から、母子家庭のお母さんから、子供の非行や心の問題などの相談が急増しました。参加者との信頼関係を築くには、年月が必要です。
子ども食堂を持続可能な「支援のターミナル」と位置付け、地域社会で堅実に広がることを目指します。子ども食堂の開設支援、フードバンクとの協力体制構築、子ども食堂間のネットワーク構築に取り組み、ボランティアの子ども食堂間での行き来が可能となるよう、登録制を推進していきます。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 静岡西部子ども食堂ネットワーク事務局:子ども食堂間のネットワークの構築、ボランティア登録研修、ボランティアコーディネート、フードバンクコーディネート、子ども食堂開設相談など。
  • 子ども食堂開設運営講習会:
    (1)開設のための初歩基本講座
    (2)運営資金調達講座
    (3)実施体験
    (4)ボランティアのスキルアップ講座
  • 子ども食堂ガイドブック:静岡県の子ども食堂を取材、開設ノウハウを掲載。
  • ボランティア登録、データベース化、スキルアップ研修。
成果報告
  • 静岡西部子供食堂ネットワーク事務局の開設及び運営:静岡県西部における子供食堂ネットワークの構築や、子供食堂の開設を検討する団体からの相談対応。
  • 子供食堂解説運営講習会:子供食堂開設を運営のための講習会を実施(3回・173名)。
  • 子供食堂ガイドブックの作成:静岡県全域の子供食堂を取材した記事や、子供食堂開設に役立つ情報を掲載したガイドブックを作成。
  • 子供食堂ボランティア登録及びデータベース化、スキルアップ研修:子供食堂の運営に携わるボランティアを登録しデータベース化することで、運営に必要なボランティア人材の確保するとともに、スキルアップ研修を実施。

子ども食堂には、3人の中学生が毎回参加しています。調理を手伝ってもらい、みんなのマスコット的存在になっています。20回目のボランティアを記念して表彰しました。