愛知県
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
「非行・発達障がい・引きこもり」など、生きづらさを抱えたこども達が自立にむけて歩んで行けるように伴走支援をしている。提携企業による就労支援や、通信制高校による就学支援を行い、自立に向けて企業側と連携をしながら包括的な支援を行っている。また、こどもだけではなく保護者の支援も同時に行い、親子関係の不和の解消等、家庭環境の調和を行い、環境を整える事も支援の軸としている。
1. 支援者の育成
実際に現場で起きた事例をもとに、トラブルの対象方法や、どの様な声がけがこども達に必要かを伝え、支援者の育成を行う。困難を乗り越えた当事者である子どもをゲストとして登壇してもらい、こどもの生の声を聞き、こどもの気持ちや本音を知る研修会とする。こどもの支援に関する理解を深めると共に、支援者を育成する事により、様々な角度から支援をしていき、包括的な支援に繋がれる事を目標とする。また、支援体制を強化するため、団体スタッフを増員する。
2. 相談業務
非行や引きこもり、発達障がいなどで悩まれている保護者からの相談を受ける。親子関係が悪く、こどもへの声がけができない状況になっている保護者に、適切な声のかけた方や対応方法を伝える。親子関係の修復が行われれば、こどもの相談に乗れるようになり、問題行動を未然に防ぐことに繋がる。相談業務をもとに、支援に入れる体制を作る。
非行少年や発達障がいのこどもたちを知ってもらう為の勉強会を開催した。