各地の支援団体

愛知県

NPO法人 「生」教育助産師グループOHANA  [第3回採択]

取組事例の主な分野:その他の支援

助産師の視点で、生と性を伝えながら子供の健全育成や親の育児支援・また育児不安の解消を目的とする

愛知・岐阜県を中心に、教育機関での出張授業として「いのちの授業」を実施しています。また児童養護施設等へも出向いています。更に、民間施設において各世代への対象別の教室を開催し、保護者向けにおいては家庭での性教育や育児に伴う相談事業も行っています。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • (目的)
    児童養護施設・母子寮などの施設で過ごす子供たち・親子は、自己肯定感が保たれず生きづらさに直面しやすい環境にある。だからこそ、少しでも幸せに生きるための選択につながる支援が重要である。そんな子供たちの健全な心と体の育成を目的に、継続的かつ地域社会の支援の輪を組み入れた、「貧困の連鎖解消につながる教育・相談活動」を行う。
    (主な事業)
    ①子供の自己肯定感を育むため、助産師の視点で「生」と「性」の教育活動、相談事業を実施。
    ②地域社会の支援の輪がつながるよう、地域と協力をしながら、様々な体験活動を組み入れ、心の居場所を提供する機会を作る。
    (対象者)
    施設の幼児・児童・青少年・また施設によっては乳幼児の保護者を対象とする。
成果報告
  • ・児童養護施設で相談支援を実施(15回、440名)
    ・児童養護施設内で助産師が命や性に関する講座を実施(6回、73名)
    ・児童養護施設内で外部講師を招いて和太鼓演奏会やワークショップを開催(7回、247名)

「いのちの授業」の際に、胎児人形に触れる子供たちの様子。この体験を通して自分の命の始まりや尊さを実感する機会となっています。