京都府
取組事例の主な分野:学びの支援
コロナ禍と物価高騰の折、経済的に厳しい状況下にある主に一人親家庭の 子育て親子を対象に相談支援を行うほか、日用品、食料品の無償提供等、生活支援を行うことを目的に親子が過ごせる居場所を年に40回設ける。栄養バランスに配慮した手作りの食事の提供とともに、乳幼児から小中学生までが参加できる音楽、園芸、食育等、多様な体験活動を通じてこどもの心身両面での成長を支援する。
1.居場所の開設
様々な家庭のこどもを対象にピアノや弦楽器の生演奏の鑑賞や楽器体験、園芸体験、絵本の朗読、おやつづくり体験活動を指導して情操教育を図る。毎回、食事とおやつの提供を通し、食と健康の啓発を図る。育児ストレス軽減のために育児中の母親同士の交流を図る。又、当スタッフの管理栄養士が栄養相談、ベテランの保育士が傾聴を通して相談支援を行う。
2.食料及び生活用品の配布
学校給食のない5月の大型連休、夏季休暇、冬季休暇、春季休暇の年5回、一人親家庭、多子家庭の他、困窮家庭に対してお米、缶詰等の食料や、洗剤、肌着等衣類、生理用品など生活用品の定期的な提供を通じて物資面から支援。
3.活動冊子作成及び報告会開催
当該活動の周知と寄付の募集。
絵本の挿絵を投影して楽器の生演奏つきの朗読で物語の世界に浸ったあとは、ピアノの演奏の鑑賞や楽器体験、食事を楽しみ、自然の中、木製遊具で遊んで過ごしました。