取組事例の主な分野:その他の支援
児童生徒から大人の方々までの学習活動を軸に居場所や子供食堂、就職支援を実施
貧困に陥る理由としては、経済的な困窮だけではなく、心身の健康状態の喪失や社会との関わりの希薄化など、様々な要因が存在します。これらの問題を解決するため、学習塾である「よのなか塾サポートチームまいづる・あやべ」や地域共生食堂「なかよし食堂まいづる・あやべ」などを実施しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 持続可能な貧困対策事業のノウハウを提供し、活動を広めていく。
地域住民に貧困問題への関心を広め積極的な参加を促すことによって共感者を増加させ、補助金や助成金に全額依存することなく、自立した活動として持続可能な事業へと転換させる団体を増やすことを目的に以下を行う。
- ひとり親、生活困窮世帯等の児童生徒向け居場所及び食事の提供及び学習支援活動:すでに行っている当該活動を隣接市においてその地域の民間団体にノウハウを提供しながら新たに始める。
- フードドライブ、フードバンク活動:食材の確保はもちろん、自ら参加しやすい敷居の低い活動を通じ地域住民の関心を高める。
- シンポジウムの開催:地域住民や行政関係者参加型のシンポジウムを開催し、地域における課題や情報の共有、協働へつなげる。
- 類似事業に関心がある団体へのノウハウ提供:近隣地域で貧困対策事業(居場所や学習支援、食堂など)の取組開始を検討しているサークルや団体に対し効果的な運営方法のノウハウを提供し、活動の広がりに寄与する。
成果報告
- ひとり親、生活困窮世帯等の児童生徒向け居場所及び食事の提供及び学習支援活動(49回)。
- フードドライブ、フードバンク活動(250回)。
- シンポジウムの開催(1回)。
- 類似事業に関心のある団体へのノウハウ提供(4回)。
「なかよし食堂」の様子。食堂だけを行うのではなく、学習支援、生活相談、就職支援、居場所機能など相乗効果を図る。