大阪府
NPO法人 ふーどばんくOSAKA [第3回採択]
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
まだ食べられる食品を活用した、食品ロスの削減と困窮者支援の取組
まだ食べられるのに、廃棄される食品は1年間で650万トンと言われています。当団体は、廃棄予定の食品(賞味期限内)を無料でいただき、食品を必要とされている方へ届けるフードバンク活動を行っています。食品ロスの削減と、社会的困難を抱えている人たちと市民をつなぐ架け橋となることを目的として、大阪府内を対象に活動しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 1.ふーどばんく食マートの開催
食の支援を必要とする来場者にフードバンク食品を配布する。
来場者にアンケートを取りながら、コミュニケーションを図り、困りごとなどの発見を行っていく。
食マートを「食品をもらいに来る場」から「相談できる場」として、地域に根付いた早期発見ツールへと定着化させていく。
- 2.ふーどばんく食デリバリーの実施
食の支援を必要とする子育て世帯の生活困窮者等に対し、世帯の状況に合った食品パッケージを作成して、直接または支援団体を通してお届けする。生活困窮者予備軍や、支援の必要性に見極めが必要な世帯、障がい児を持つひとり親世帯など、支援対象者に合わせた使い方をしながら、本格支援までをつなぐ支援ツールとして活用する。
- 3.ふーどばんく活動の啓発イベント開催
本事業で活用する食品や協力ボランティアを集めるため、広報活動を兼ねた気軽に入れるボランティアデーの開催、各地域イベント会場にてフードドライブを実施する。
成果報告
- ・おすそわけ食マートの開催(13回、818名)
・ふーどばんく食デリバリーの実施(812世帯)
・ふーどばんく活動の啓発イベント開催(64回、2,679名)
ひとり親家庭に食品を届ける「おすそわけデリバリー」のパッキングをおこなうボランティアスタッフ。 「各家庭に思いをはせながら作業するのが楽しい!」