大阪府
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
21年3月から毎週末にこども食堂を開催し、来場された児童及びそのご家族へ安価な食事と居場所を提供するとともに、多世代交流による子育て相談、フードパントリーを行うことによって、虐待要因の一つである経済的不安定、地域での孤立防止、ひとり親などとの関係性構築に努めている。加えて、当該市内でこども食堂の新規立上げの手伝いも実施している。
〇こども食堂事業
【目的】
こども食堂を通じて、孤立している地域の子育て世帯と関係を築き、子育て相談、貧困支援等のサポートを行うことにより地域の児童虐待ゼロを目指す。
【対象】
・0-18歳の児童、及びそのご家族
(当該地区の小学校、及び認定こども園等にチラシを配布)
【内容】
・毎週土曜日の10-13時にこども食堂を開催。参加費用は、児童は無償、大人は300円/人。
・子供たちは、お借りしているキングダムキッズ・インターナショナルプリスクールの園舎、園庭にて、大学生スタッフの見守りの下、フリスビー、ボール、折り紙などで遊び、過ごす。
・昼食は、寄付の野菜などを用いた週替わりの料理、及び食後のデザートを調理スタッフが準備し、こども達と会話をしながら一緒にいただく。
・子育てがひと段落した女性のボランティアスタッフは、ご家族で来所された際に保護者に積極的に話しかけ、子育て相談、ニーズ聴き取りを実施している。
・送迎希望のケア対象のご家族には車での送迎を実施。
食事前後の時間は、大人スタッフの見守りの下、外の園庭にて、遊具遊び、縄跳び、鬼ごっこなどをして、楽しい時間を過ごす。その間、保護者の方は園舎内にて先輩ママとゆったりとした時間を過ごしている。