大阪府
取組事例の主な分野:学びの支援
こども達を取り巻くさまざまな社会課題に対して、安心できる居場所を創り、そして様々な体験事業を実施しています。
現在、フリースクールやこども食堂、コミュニティフリッジやフードパントリーでの食材支援を行っており、こども達や子育て世帯が困った時に相談できる・頼れるよう活動しています。
全ての事業は、社会孤立を防ぎ「繋がる」ことを目的としており、繋がる事でこども達の居場所を創っていきます。
コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)からの食材支援に加えて、対象家庭のこども達に学習支援を実施することで、貧困の解消を目指すだけでなく、貧困の連鎖を断ち切ることを目的として活動します。対象者はひとり親世帯や生活保護世帯、様々な事情で生活保護を受給できない子育て世帯を対象とします。
2023年9月、上記の対象者が24時間都合の良いときに食材を取りに行くことのできる仕組みであるコミュニティフリッジ泉佐野を設立・構築しました。コミュニティフリッジ泉佐野を利用するこども達に週2回、食事支援と学習支援・体験学習を実施します。貧困の連鎖を断ち切るためには、「今」の支援である食料支援の継続とともに、「未来」の支援である学習支援は必ず必要なことです。学習支援を行い、その場所がこども達の未来に踏み出せる場所となるように活動をしていきます。
コミュニティフリッジ泉佐野から繋がったこども達が通う学習支援での勉強風景。