各地の支援団体

大阪府

特定非営利活動法人 キリンこども応援団  [第7回採択]

取組事例の主な分野:学びの支援

こども達が自分の未来に踏み出せる場所を創造します

こども達を取り巻くさまざまな社会課題に対して、安心できる居場所を創ることで、様々な体験事業を実施している。
現在、フリースクールやこども食堂、食材支援を行っており、こども達や子育て世帯が困ったときに相談できる・頼れるよう活動を行っている。
全ての事業は、社会的孤立を防ぎ「繋がる」ことを目的としており、繋がることでこども達の居場所を創っていく。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

2021年より毎月150世帯の子育て世帯に対して食材配布や、長期休暇中のひとり親家庭に対して食材配達を実施している。
我々がひとり親世帯に対して実施したアンケートでは、ひとり親世帯全体の38%が月に一度の食事に困るという回答があり、「今」への支援は必須である。しかし、配布活動を通して、未来への支援が必要であることを強く感じている。特に実施してほしい支援として、45%の家庭から「塾に通わせることができないため、学習支援を実施してほしい。学習の遅れを取り戻せない」との声がある。貧困の連鎖を断ち切るためには、「今」の支援である食材支援の継続とともに、「未来」の支援である学習支援は必ず必要なことである。
そのため、学習意欲はあるものの、さまざまな事情で学習塾に通うことができず学習の遅れがあるこどもたちに対して、学習支援や調理など体験事業を実施する「まなBELL」を立ち上げ・運営していく。

キリンこども応援団では、こども達の居場所創りを行っています。写真は、食事支援(こども食堂)の様子です。