取組事例の主な分野:学びの支援
ひとり親家庭の子供たちも、「自分で選んだ進路」を思い切り目指せるように
「他の高校ではなく、ここがいいねん。」強い想いを持った中学3年生の女子生徒の言葉。学力的にはまだ厳しく、経済的に普通の塾には通えない…。そんなひとり親家庭の子供たちが、無料・低価格で学力を付けられる学習塾「渡塾」を運営しています。
経済的に困難なひとり親家庭の子供たちに寄り添い、彼らの前に立ちはだかる壁を、一緒に乗り越えていきます。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- ひとり親家庭に配慮のある学習塾「渡塾」の運営:高槻市で塾の近隣に暮らす中高生20~25名を受け入れる(自主財源で箕面市でも実施)。
- 講師1人に生徒2名の個別指導形式。生徒一人ひとりに個別カリキュラムを設定。テスト対策、土日の自習場所の開放、受験対策など。
- ひとり親家庭には授業の減額制度(週1回6,000円/月)と、寄付による奨学金制度あり(採用人数は有限)。
- 子供と主に関わる大学生ボランティア向けに、内閣府のアウトリーチ職員養成研修を基に作成した研修を実施。
- その他、子供の状態に合わせたサポートを行う。
成果報告
- ひとり親世帯に配慮のある学習塾「渡塾」:経済的に困難なひとり親世帯や不登校等の中学生、高校生を対象に学習支援を実施(200日・26名)。
高3の受験生を対象に、夏の勉強合宿を行いました。これは、「一日勉強漬けの合宿をしたい」という子供たちの声に応え、学生スタッフが自主的に企画し実施したものです。