取組事例の主な分野:学びの支援
温かい居場所と学習支援で、子供の「伸びる力」を応援
「ガソリンが切れたみたい。なんで私は生きているの?」と言った5年生の女の子。小中学校の不登校児が増えています。ハートフレンドで過ごす中で笑顔が増えた彼女は、「エネルギーを満タンにして中学校に行きたい!」と言ってくれました。
「子供が主人公になれる」居場所、「地域だんらん」のある温かい居場所を作ります。子供たちの笑顔を増やし、生きる力を育むことを大切に、活動しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- てらこや学習(不登校予防):小学生を対象に、地域の人、元教師が、独自に開発したプリントを活用し、学習を支援。発達障害のある場合、特にその子供に合った指導計画をたて、進める。参加費は一人2,500円/1ヵ月で、月4回(月~金開校)。
- てらこやワイワイクッキング:小中学生を対象に、地域スタッフが子供たちと一緒に夕食を作ったり遊んだりすることで信頼関係を築き、子供たちの相談にのるほか、家族全体をサポートする(月2回)。
- てらこやスキルアップ研修:講師を招き、スタッフのスキルアップ、育成を図る。
成果報告
- 小学生に対する学習支援:地域住民や元教師等の方々が講師となり、子供一人ひとりに合わせた学習支援を実施(171回・1,565名)
- 食事の提供及び子供や親からの相談対応:地域住民を主体とするスタッフと児童で共同し食事を作る場を提供するとともに、子供や親からの相談に対応(16回・80名)
- ボランティアへの研修及び成果報告会:特別支援療育士や教育に知見のある専門家を招き、ボランティア向けの研修や本事業の実績報告会の開催(3回・173名)
地域の大人のサポートにより、子供たちはてらこやで学習をしています。1年生の基礎から復習することで、やる気がでます。