兵庫県
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
2020年6月、任意団体「丹波篠山の子どもの食と健康を考える会」として活動を開始。2022年12月にNPO法人スマイルポケットを設立し、2023年4月から法人として下記の3事業を継承しながら、より応援が必要な子育て世帯を対象とする「食材・食品の宅配を通した子育て世帯の見守り事業」へシフトしていく。
・毎月最終金曜日に子育て世帯へ弁当を届ける事業。
・こどもの居場所(遊び場)「ささっこ青空ひろば」事業。
・ひとり親世帯の農作物収穫体験交流会事業。
食材・食品の宅配を通した子育て世帯の見守り事業を実施する。
対象:ひとり親世帯、こどものたくさんいる世帯、コロナの影響を受けている世帯など、経済的に困窮している子育て世帯。
目的:特に行政の子育て支援制度につながっていない世帯、また制度の対象から漏れている世帯1軒1軒とつながり、それぞれの状況に寄り添い、困りごとや悩みなどにきめ細かく対応する。
実施内容:
・月に1回、食材や食品を自宅へ届けることで、直接的な経済的サポートを行う。
・毎回同じ担当者が訪問することで、話しやすい雰囲気を作り、信頼関係を築き、見守る。
・個別の事情に応じた相談を受け対応したり、本来なら利用できる制度につないだりするなど、困窮状態の改善を図る。
ひとり親世帯の農作物収穫体験交流会で、特産の黒枝豆を収穫し、収穫した株から豆のさやをもいでいる様子。