各地の支援団体

兵庫県

NPO法人こどもサポートステーション・たねとしずく  [第7回採択]

取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援

困難な状況にあるこどもたちを孤立させない、つながる伴走支援

ひとり親家庭への家事支援・絵本訪問などのアウトリーチ事業に加え、安心できる若者の居場所・こども図書館の運営、食料支援、こどもの体験や学習の機会を作る交流会・学習支援を行う。関わりの中で、当団体だけでなく、地域の他団体や行政の支援につなげていく。また、こども・若者とななめの関係を作っていく学生やこどもの権利に理解のある地域住民を育成し、地域の課題解決に意欲的に関わる人材を育てる。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

学校や家庭、地域から孤立することを防止、ヤングケアラーの防止、不適切な養育の防止を目的に3つの事業を行う。
①つながるきっかけとしての「食料提供」。困窮状態にある家庭にとっては必要性の高い支援であり、つながりやすい。保護者との出会いを通じて、子ども達と接点を持つ。
対象:高校生以下のこどもがいるひとり親家庭・困窮世帯
②子ども達の生活改善のための「訪問型家事・育児支援」。子ども達が温かい食事や清潔な住居で暮らせる安心感を得られる。家事等を担うヤングケアラーの負担軽減。
対象:高校生以下のこども・20歳代前半までの障がいのあるこどもがいるひとり親家庭、未婚・非婚の妊娠中の方
③こどもらしく居られる場所「学習支援・遊び場提供」。ケアをしてくれる大人と出会い、信頼関係を築く。
対象:学習の補助や家庭や学校以外の居場所が必要な困窮世帯の小学生・中学生

<訪問型絵本の読み聞かせ活動>
乳幼児のいるひとり親家庭に、スタッフとボランティアが絵本をもって訪問します。