兵庫県
公益社団法人 チャンス・フォー・チルドレン [第1回採択]
取組事例の主な分野:学びの支援
子供たちの夢を「学校外教育バウチャー」で応援!教育格差の解消目指す
家庭の経済格差による子供の「教育格差」を解消し、「貧困の世代間連鎖」を断ち切るために活動しています。「大学に進学できました。今も楽な生活ではありませんが、希望があります。」とバウチャー(クーポン)を利用した子供から声が届きました。
子供たちが将来自立できること、社会全体で子供を支える基盤を作ること、また、子供たちが近い将来、支援の担い手へと成長し、支援の好循環を生むことを目指しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 学校外教育バウチャー(クーポン)の提供:貧困世帯の子供に学習塾や習い事で利用できるクーポンを提供(クーポンの費用・運営費は本助成の対象外)。
- 大学生ボランティアによる進路・学習相談支援:
(1)進路・学習相談(面談):主に宮城県仙台市の震災被災家庭・生活保護世帯の小中高生に、仙台市内の大学生約150名が教育クーポン利用のアドバイス。進路選択を支える(月1回)。
(2)学生ボランティア養成研修:大学生ボランティアを対象に、対人援助トレーニング・子供の貧困問題・グリーフケア・進路情報などの講義(年1回)。
(3)学生ボランティア定期研修・シェアリング:個別ケースを専門家や大学生同士で共有し、助言を受ける(隔月)。専門家による講義(年2回)。
(4)効果測定調査(隔月)。
成果報告
- 子供の進路、学習相談(863名)
- 学校外教育クーポンの配布(454名)
- 学生ボランティア養成研修(29名)
- 学生ボランティア定期研修、シェアリング:ボランティアがそれぞれ担当する子供の個別ケースを、専門家や他のボランティアと共有(隔月)
大学生ボランティアは、子供たちと接するうえで必要な、コミュニケーションやグリーフケアなどの知識について、専門家からの研修を受けます。