各地の支援団体

奈良県

一般社団法人 はなまる  [第7回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

美術を通して創造性やコミュニティを育み、多様な地域社会の創出を目指す。

大人もこどもも楽しめるアート工作や展覧会の企画を通して、日常と芸術を繋ぐ。アートプロジェクトのマネジメントを通して、学び合いの場を育み、地域の魅力を未来へ伝える。コミュニティスペース「マルルーム」の運営を通して、芸術を中心にさまざまな人や文化が交わり、社会課題の解決に向けて学び、支え合う、ゆるやかなコミュニティを形成する。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

こどもと様々なワークショップをしながら居場所をつくり、皆が自分の場所と思える居場所、共に育つアートなドリンクスタンドをオープン。定期的にこども食堂やアート工作教室等を開くことで様々な人が寛ぎ学ぶ場としての機能を持たせ、顔の見える地域交流・助け合いを促進。スタンドは様々な事情で仕事に就けない母親が中心となり運営、社会と繋がるきっかけや就労の第一歩とする。

・みんなの居場所をつくろう!アートワークショップの実施
ドリンクスタンドで使用するアイテムを制作。スタンドがオープン後も、月に1度、個性豊かなアーティストたちが講師となる工作教室を定期開催。

・ドリンクスタンド&こども食堂と現代美術展覧会の定期開催
週に4回、ドリンクスタンドをオープン。こども食堂を月に1回開催。こども食堂と連動する形で現代美術の展覧会を年3回実施。

・専門家を招き、事業を振り返る座談会
当事業の成果や課題を、専門家と共に振り返り、次年度以降の指針を示す。成果は報告書にまとめ、発行。取り組みと手法を広く伝える。

「マルルーム」で福岡佐知子さん(たんぽぽの家 アートセンターHANAHANA所属/作家)が制作する様子をみんなで鑑賞。