奈良県
NPO法人 せいじゅん たすけあい こども食堂 [第5回採択]
取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援
共食と食育、そして様々な学びを通じて、こども達の生きる力を育む
人と人とのつながりが希薄になってきた今日、生きづらさを感じている子供とその家族らを対象に、共食や遊び、農園での野菜作りや飯盒炊爨、野外体験など様々な体験、更には学習支援やロボット・プログラミング教室など、多様な学びの機会を提供し、子供達の生きる力を育む活動をしています。また、おさがり服や食品・食材、文具などの学用品などの無料提供や子育て相談を行い、助け合い、互いに暖かい絆で結ばれる地域、社会を目指しています。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 基本コンセプトに「共食と食育、そして様々な学びを通じて、こども達の生きる力を育む」を目的に、以下の事業を実施する。
・子供の居場所づくり事業:年47日(月約4日)
目的:共食の機会、室内外での遊び場、多世代交流イベントに加えて、子供メインでの調理体験(飯盒炊爨)、こども食堂農園での農業体験、栄養バランス、フードロス、季節の食べ物や食分野を学ぶミニ勉強会などの食育活動、親子料理教室などを通じ、子供達に居場所を提供すると共に、「今と未来を自身で築く力(生きる力)を育む」機会を提供する。
・学習支援事業(小中学生向け):年84日(月約7日)
目的:社会的孤立や学習に課題を抱えている子供らを対象に、「学ぶことの楽しさ」を体感できる場として学習支援及びプログラミング教室を、対面及びウェブにて提供する。
・子育て支援相談:常時(マニーズカフェは年10日)
目的:精神的に孤立する家族への心のケア、サポートを行う。
みんなで一緒に食事をする「共食」と、農業体験や親子クッキング教室を通じて、食べ物、生き物を大事にする感謝の心、栄養バランス、食事のマナー、食文化を学ぶ「食育」に力をいれています。