各地の支援団体

和歌山県

NPO法人子どもの生活支援ネットワークこ・はうす  [第5回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

ひとりひとりの子供が個人として尊重される社会をつくりたい

生活に困難を抱える地域の子供たちを対象に、安心して過ごせる居場所づくりを行っています。みんなで食卓を囲んでおしゃべりしたり、遊んだり宿題したり、そんな当たり前の時間と人間関係が豊かな生活体験となって、元気な若者に育ってくれることを願っています。
また、それらの活動を通して貧困問題の解決をめざします。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • ・居場所事業
     昨年度までの1か所・月6回から、新たに1か所増やし、活動日も月8日をめざす。家庭的な夕食と安心できる居場所の提供を通して、日常生活を支援する。学生ボランティアによる学習支援にも力を入れる。安心感や自己肯定感を育むことで、学習意欲を支えたい。
    ・関係機関との連携
    近隣小中学校のスクールソーシャルワーカー、ファミリーサポートセンター、市生活支援課、子ども総合支援センター、子ども食堂などと必要に応じて情報共有を行い、連携を深める。
    ・アウトリーチ
    おやつや食材を持ってひとり親家庭などに定期的に届ける。近況を確認し、必要な支援制度や居場所の利用につなげる。

子供から大人まで一緒に食べて遊んで、宿題をして過ごします。異年齢集団の中で育ちあう子供たちの姿に、大人も元気をもらっています。