各地の支援団体

広島県

マールこども食堂&寺子屋 [第4回採択]

取組事例の主な分野:学びの支援

子供を社会や地域から孤立させないための食と交流のある居場所を作る

子供食堂の開催を通して、食育や体についての正しい知識を身につけ、自分や他者を大切にする心を育みます。また、野球・英語・書道等の多岐にわたる分野の講師を迎えて、楽しみながら学べる場所(寺子屋)の提供をします。季節の行事や日本文化を伝承していく場にもします。豪雨災害の経験から、子供たちにも避難や防災具のことを伝え、防災教育をしていきます。異年齢の子供たちや地域の人の憩いの場を目指し、居場所作りをします。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介

  • ・広島市中区、広島市西区の子供と親を対象にマールこども食堂と寺子屋の開催

    子供食堂では日本の伝統食や身土不二の考えに沿った「まごわやさしいこ」を意識したメニューを栄養士監修のもと作成。

    寺子屋では教員資格保有者や各種講師を招き、勉強をする。アートやストレッチなどコロナ禍で行動に制限のある子供たちの気分転換になるような活動も企画。子供同士の共通の話題になり、悩みなども打ち明けられる居場所作りをする。

    ・広島市中区、西区や周辺地域の子供や親、地域住民を対象に防災イベントの開催。避難や備蓄について身近に知れる機会を増やし、危機管理意識を上げ、また防災を自分事として受け止める人を増やすことを目的とする。
     これらの活動を通して、子供たちが「自分にもチャンスがある」「自分も大切な存在である」と認識し、自己肯定感を育むことの実現を目指す。

寺子屋で勉強の合間にみんなでトランプをして交流をはかる様子