各地の支援団体

宮城県

NPO法人 アスイク  [第3回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

困難を抱える子供たちが、多様な関係の中で育まれ、見守られる社会をつくる

孤立した子供たちにとって、社会とのつながりを持ち、人との関わりの中で自己肯定感を高める機会が必要です。自治体との協働による生活困窮世帯の子供の学習・生活支援事業や不登校の子供を対象としたフリースクール事業、ケアワーク型の子供食堂事業、保育園、居場所や子供食堂の立上げ支援等の中間支援事業を通じて、子供たちの将来の自立を後押しします。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 不登校児童の居場所:生活保護、児童扶養手当受給、就学援助等に該当する不登校の中学生・高校生を対象に、学習支援、進路相談のほか、フリーマーケットへの出店、ボランティア活動など子供たちが主体的に参加できるプログラムを開催。仙台市教育委員会・在籍校と連携し、指導要録上の出席扱いとする。状況に応じ行政・民間専門機関と連携し、伴走支援を行う。
  • 保護者のピアカウンセリングの場づくり:保護者を対象に、普段の生活では話しにくい子供の養育や生活などについて、同じような境遇の保護者同士で自由に話し合い、サポートし合える茶話会を開催する。
  • ケース会議等の実施:協働先である子供相談支援センターと合同でスーパーバイザーを交えたケース会議・ピアサポート等を行うことで、支援スタッフの育成、今後の協働に向けた運営方法のすり合わせを行なう。
成果報告
    • ・不登校児童向け居場所の提供(97回、840名)
      ・保護者のピアカウンセリングの場づくり(1回、3名)
      ・子供相談支援センター支援員及び当法人コーディネーターの育成・ケースカンファレンスの実施(6回、55名)

活動はそれぞれの状態に合わせて選択しています。遊びたい・勉強したい・何もしないなどの参加者の意志を尊重し、サポートをしています。