福岡県
取組事例の主な分野:衣食住など生活の支援
福岡県大野城市を中心とした筑紫地区を主な活動地域とし、幅広い世代の多様な社会参加・交流の機会をつくることを通じて、子育てに関わる人の精神的、経済的な安定と子ども達の生きる力を育み、豊かな人間関係が形成される地域づくりに寄与することを目的として活動を実施。子育て支援事業や、子どもの健全育成事業、こども食堂などの居場所づくり、女性の活躍推進事業などに取組んでいる。
(1)事業の目的・必要性
物価高騰等の影響により、こども食堂利用者数は昨年比20%程度増加しており、こども食堂の社会的ニーズが高まっている。このような中、九州では大手企業が多い福岡県に支援物資が集中する傾向にあり、その平準化を図るため、当法人の運営ノウハウと支援物資供給の仕組みを九州の中間支援組織と共有し、不足する物資を九州各地に供給していく。
(2)事業の内容
①こども食堂運営ノウハウの共有会を開催
・当法人の活動の視察や企業との勉強会を開催し、広域での物資供給システムの構築を検討する。
・開催場所、時期は福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、鹿児島県においてそれぞれ2回開催
②こども食堂物資共有会を開催
・企業(物資供給・物流支援など)と連携して福岡県の当法人の拠点から佐賀県、長崎県、大分県、鹿児島県のこども食堂中間支援組織に支援物資を配送する。
・本取組みを、実験的に1年を通して実施する。
当法人が運営する大野城市みずほまち・こども食堂では毎月2回こども食堂とフードパントリーが開かれ、多くの子ども達が集まる。