各地の支援団体

福岡県

NPO法人 抱樸 [第1回採択]

取組事例の主な分野:居場所の提供・相談支援

学校・行政・支援団体・企業・地域と連携。「若者の状況改善」を目指す

「高校中退防止のための相談事業」と、「地域連携プロジェクト」に取り組んでいます。
学校・各機関・地域からの相談や情報提供を受けて、早期介入。中高生の就学継続や社会参加、復学、就職などの支援を行います。家族へも訪問相談を実施し、子供たちの課題の相乗的な解決を目指します。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 中学不登校児童に対する訪問型相談支援、進学・就職支援。
  • 高校中退を防止するための訪問型相談支援、就職などの自立支援。
  • 高校中退者の実態調査:北九州市内の不登校状態にある中高生とその家族への訪問相談を実施し、家族との関係改善や課題解決、就学への意欲回復や社会参加を促す。適性や精神状態を考慮して複数の選択肢を提供し、社会からの孤立に陥らないよう支援。高校中退者の実態調査でニーズの把握を行う。
  • 中学・高校・行政機関・若者支援団体・企業(求職先・就業先)・地域との連携による、子供と若者支援の仕組みづくり:対象者の課題解決に向けて、関係機関が連携するため、情報共有や支援に関する意見交換を行い、支援方針の確認と役割分担、プランの再検討を行うケースカンファレンスを実施(対象者1人に対し最低2回実施予定)。
成果報告
  • 不登校、中退、社会的孤立を防止する訪問相談支援:中学校及び高校と連携をし、訪問相談支援や集合型学習支援等を実施。さらに、支援機関等への動向支援、生活に係る伴走支援、家族への相談支援も実施(21名)。
  • 支援対象者に関わる学校、行政、民間団体等とのケース会議

社会参加支援「ほっこり農園での野外活動」で、楽しく過ごす子供たちから、たくさんの笑顔がこぼれます。