各地の支援団体

福岡県

NPO法人 いるかねっと  [第3回採択]

取組事例の主な分野:学びの支援

厳しい環境の子供たちが将来に希望をもてるような「学びの場」を多様な連携と手段を用い提供していく

当団体は、「本当に困っている人たちのために行動し、その行動によって笑顔をもたらす」というミッションのもと、大きな社会課題である「子供の貧困問題」に対して、その一因となっている教育格差を改善するために、学習支援事業をリソースとして、子供食堂、ICT・キャリア教育、食品提供、行政・奨学金情報誌の配布等の活動を実施しています。経済的困難を抱える世帯の子供たちが、安心して学習に取り組める環境の実現と、将来に夢と希望をもって進学することを支援し、貧困の連鎖を解消することを目的としています。受益者、支援者含め年間で約8,000名の人々が活動し、無料または100円で全てのサービスが利用できる団体です。

子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
  • 福岡市西区に住む中学3年生を対象に、学生ボランティア、社会人ボランティアによる無料学習支援拠点を創設します。従来実施している週1回の学習支援とともに、学習を必要とする中学3年生に学習機会を提供することで学力向上を図り、希望の進路に進むサポートを行うことを目的にします。
    1、学習支援拠点の立上げに関しては、すでに連携実績を持つ福岡県、福岡市、福岡市西区の行政、自治会、公民館、学校と連携します。
    2、運営においては、eラーニングを用いた個別学習を実施し質の高い学習支援を実施します。
    3、参加マネージャー、ボランティアの研修の場や、ノウハウを集約することを目的とします。
    4、福岡市の教育格差解消のための核となる学習支援拠点の構築を目的とします。
    日時 2019年6月より学習会開始 月曜日~土曜日で週5日開催予定。
    対象 西区内の中学3年生を対象とし、全200回実施予定です。
    *1日当たり10名を定員とします。計2,000名を想定しています。
    料金 無料
成果報告
  • ・集合住宅に住む中学3年生を主な対象とした無料の学習支援拠点を多数設立し、学習支援を実施(平日5日開催、常設の教室1箇所・サテライト教室を4箇所、延べ1,552名)。

中学3年生の受験前に、過去問の解説を行っているマネージャーと、担当講師、生徒です。マナビバでは、子供たちの具体的な学力のサポートのために1対1、1対2の個別指導で学習を徹底しています。