取組事例の主な分野:学びの支援
子供たちを、ひとりにしない。地域のパワーで成長を支える。
「夜間、子供だけで留守番をしている」、「暗くなってからも公園で遊んでいる」様子が見られる、共働きやひとり親家庭が多い地域です。2015年夏から活動を開始し、一人ひとりの子供を、小中学校と連携して見守っています。「老人食事会」と「こども勉強広場」の合同開催でお互いの不足分を補い、地域コミュニティをパワーアップさせます。
子供たちからは「こども勉強広場を楽しみにしています!」と声をかけられます。
子供の未来応援基金の
支援による活動紹介
- 民生委員、児童委員などを経験した長住団地自治会のメンバーの特性を生かし、児童憲章に則った対応で、中学生までの子供をサポート(個人情報の守秘義務をクリア)。
– こどもマップ(どこに、どのような子供がいるのか)、こどもカルテ(個人の特性)の作成。
– 保護者、小中学校との連携。
– 老人食事会とこども勉強広場の合同開催。
- 学校が休みの時期は午前から勉強、昼食提供。それ以外の期間は夕方から子供を集め、勉強、遊び、夕食提供。食事調理はお母さんたちにアルバイトでお願いする(月2~8回)。
成果報告
- 団地内集会所を活用した居場所支援、学習支援、食事支援:長住小・西長住小校区だけではなく、他の小学校区においても事業を実施(43回・1,112名)
- 子どもマップやカルテの作成:市や教育委員会、小中学校等による子ども見守りネットワークにおいて活用し、子どもマップ、カルテを作成。子供が抱える困難等にいち早く気づくことができるような見守りを実施。
冬休み中に開催した「こども勉強広場」。朝9時から行い、通常は自習スタイルです。それぞれが自分のやるべき勉強道具を持参します。わからないことがあれば、静かに手を挙げるとスタッフが横に行き、アドバイスをしています。