各地の支援団体

熊本県

社会福祉法人 玉医会 [第8回採択]

取組事例の主な分野:新たな社会課題や支援ニーズに対応した事業

「義務教育終了後所属のないこども」のひきこもり長期化防止

平成31年に社会福祉法人の地域公益事業の一環として「地域福祉交流館FindingR」を建設し、ひきこもり・不登校支援を行う「子どもの第3の場でぃんぐる」を開設しました。概ね6~18歳の不登校・ひきこもり状況にある児童を対象として、日中の居場所の提供を無償で実施しています。開設から5年が経過し、登校復帰する例がある一方、卒業年齢を迎えてもなお、所属する場所や居場所を持たない「義務教育終了後所属のないこども」が複数名存在しています。

こどもの未来応援基金の
支援による活動紹介

〇目的
新型コロナの影響で修学・就業に向けたトレーニングの機会を喪失したひきこもり状態にある「義務教育終了後所属のないこども」に対し、就業体験を行い、本人の適性や希望に見合った進路選択の機会を提供し、ひきこもり状態の長期化を防ぎます。

〇対象者(想定されるもの)
「子どもの第3の場でぃんぐる」の利用者であり、修学・就業していないひきこもり状態にある「義務教育終了後所属のないこども」で取り組みに参画する意志のある者

〇実施方法
フードパントリー事業及び福祉系イラストバンクにおいて就業トレーニングを実施します。

「子どもの第3の場でぃんぐる」の様子