鹿児島県
取組事例の主な分野:その他の支援
私たちの団体は、東日本大震災をきっかけに設立されました。非常時に直ぐに被災地に食品を届けるための仕組みとして、日常から食品提供事業者様とリレーションを作り、その食品を地域福祉にいかしながら、食品が常に存在するようにしてきました。持続可能な仕組みにするために、重視しているのは安全な食品を必要な人に届ける努力を続けることと食品を提供してくださる企業目線を大切にすることの2点です。
鹿児島市との連携事業で、貧困状態におかれている子育て世代に食品提供を入口として、各種相談等を行える環境を提供し、自立への道を進めるようにサポートできる地域づくりを行います。
1.鹿児島市内11カ所の保健所等の施設にて子育て世代向けの相談会併設型フードパントリーを実施。こどもも一緒に来られる環境を整えます。
2.各支援員が支援のための訪問活動の際に、食品提供を行うことでドアノック効果によるアプローチ率向上を目指しています。
3.鹿児島市及び鹿児島県内の民間団体に本事業の報告会を行うことで、これからの支援活動についての方向性についての議論を実施しています。
令和5年度に独自で実施した相談会併設型フードパントリーの様子。トライアル事業として実施。こどもと遊ぶスペース等も設置しています。