沖縄県
取組事例の主な分野:学びの支援
学びが困難なこども達( SSW(スクールソーシャルワーカー)やこどもサポーターより紹介されたこどものみ対象)と東京学芸大学をオンラインでつなぎ、アナログとデジタルのハイブリッド型で大学の知見を得ながら、学ぶ楽しさに出会い、地域社会につながりを形成していく居場所運営モデルの開発を行う。
前半と後半で2種類の学習支援を実施。
前半は、こども一人ひとりの個別学習ニーズに応じた学習支援を実施。
後半は、集団型学習支援「地域固有の文化・自然資源」や「健康」をテーマにしたPBL( Project Based Learning(課題解決型学習))を実施。
①貧困による歯の健康の格差が広がり、「口腔崩壊」と呼ばれる状態が問題になっている。
こども達と、地域のダウンサイクルや産業廃棄している食材を活用したアップサイクルの要素を取り入れた、噛むことを意識できる食材を開発する。
地域のホテルの料理長をアドバイザーとし、地域の企業の参画も促進する。
②現在は、SSWとこども食堂の運営者に限り、情報を共有している。学校関係者及び、行政との連携に繋げる情報共有システムを構築させるため、まず、こども食堂・SSW・SC(スクールカウンセラー)・担任教員・教育委員会までの範囲と少人数に限り、情報共有システムのプロトタイプを構築する。
③貧困家庭のこどもたちは、「体験」において圧倒的な格差に直面しているので、旅行をはじめ文化体験をする機会がほとんどない。このような要因が、学力にも影響を与えている。文化的体験を無料で提供する。
東京と沖縄の大学生や高校生、地域の方にサポートされ、アップサイクル商品を創るという地域課題解決に取り組む、支援が必要なこども達