沖縄県
取組事例の主な分野:その他の支援
中高生や中学卒業生、特に非行傾向にある生徒等や進路が未決定生徒等は、支援する居場所がない・繋がれない現状があり、その状況で非行や引きこもり、やがては貧困・犯罪に陥ることも少なくない。「中学生」という時期はこのような生徒等を救う「最後のチャンス」であると考える。こどもたち自身が自分らしく幸せに暮らせる将来になるよう、こどもを支える家庭が少しでも楽になるよう、支えて行ける環境を作りたい。居場所提供や学習支援、食事提供、家庭への食材配布等を通して、それを実現していく。
・中学生・中学卒業生に対し、居場所と簡単な食事を提供。
・気になる家庭へは食材提供等を通して繋がりをつくる。
・これらの活動の中から見えてきた課題に対し、行政や他の社会資源と連携し、解決・負担軽減を図る。
・劣等感を受け入れ、自己肯定感を少しずつでも感じてもらえるよう接する。
・学習意欲の引き出しも視野に入れた支援を行い、学習意欲が徐々に出て来た生徒等へは学習支援と学校への復帰・課題の提出等の促しを行う。
・犯罪に巻き込まれたり望まない妊娠をしてしまったりといったこともあるため、「命の授業」を実施する方々と生徒との交流の場を設ける。
・該当生徒たちの応援団となり得る大人や地域の方々と知り合い、親しくなれる場を設ける。
食事支援と併せて行った命の授業の際に、帰りがけ、男子生徒が講師の方々にいろいろと質問をしています。